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依頼していたバンブーロッドが仕上がりました

中空構造、#3ライン指定、7・4ft、セミパラボリック・アクションで
B−modedesignに依頼していました。
「夏の渓流で使いたいから、早く作って下さい」と付け加え・・・。
(自分の仕事が手一杯だと、ストレスでついつい他の職人をあおりたくなるのだ)

「竹竿が仕上がったで〜〜」の連絡で早速引き取りに行き、その足で川へ。
私がこの竿に求めたのは、沢での叩き釣りがメインでレンジは近距離から15m。#16#・14のドライが気持ち良く使える竿。
魚は大きくても9寸、21cmから24cmのヤマメ・イワナが掛けて楽しいロッド・・・。

素振りでは全体的に柔らかいアクションに感じ、少々不安に感じたのだが、ラインを通して川で振ってみると印象は大分変わった。
「近距離から15m位が気持ち良く使えロッド」と注文したが、慣れてくると更に心地よくラインが出て行く。
中空なので!?か、良くありがちな「ブレ」や「ボワンボワン」が全く無い。思った以上のアクションに感激!!(職人様、流石です)

SUー上の細沢に入り、#16〜#12のパラシュートフライとコンパラダンを順に使ってみた。
始めのうち、空気抵抗の大きな#12フライは追った場所に入りづらかったのだが、次第に慣れてきて問題なく30cmのスポットに入る様になった。
魚は沢山釣れたのだが写真に撮るまでのサイズには至らなく・・。

20cm程度のヤマメを掛けても気持ちよく竿が曲がり、「んん?大きいか??」なんて一瞬ドキッ!としてしまう程。
きっとグリップまで曲がるデザインになっているからだろう・・・と。


中空構造を御覧あれ。(なんと贅沢なサンプルだコト)


リールシートにはペインスタイルのキャップ&リングを使用し、ガンブルーに染めてある。
それになんと、B−modedesignの刻印が入っている。シブすぎる。


ラッピングもシンプル。
このグリップのラッピング2色はライン番手を認識させるものだとか。
黒系の糸が2番、赤系の糸が1番、つまりこれで3番ライン指定となっているのだ。他に細かいスペックは何も書かれていないシンプル・デザイン。


ジョイントはベイリーウッドのスーパースイスを使用。
「刺さり」「抜け」はスムーズでカーボンロッドの抜き差しと変わらない印象だ。

価格は105,000(税抜き)と、この仕様ではトビっきり価格!!
あるショップ様からも「是非見せてくれ」と言われているので・・・、もしかしたら店頭に並ぶ事もあるかもしれませんね。(汗)
その時は思いっきり宣伝させていただきます!!

試し振りOK、川での使用もOK!!
興味の有るお方はどうぞ、遠慮なく使ってみて下され!!


author:良竿, category:ロッド, 11:07
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【新商品】 SilkyWood バンブー・ロッド

Silkyオリジナル・バンブーロッド    「Aim」 Hollow8ft #3・4

え〜、今年に入って宣伝続きなところ恐縮なのですが・・・。(汗)どうかご勘弁下さい。


この竹竿は私が製作した竿ではございません。
昨年のイベントに来て下さった方々にはもうご紹介させて頂きましたし、このブログでもご紹介させて頂きましたB−modedesignの職人様に製作して頂きました。

「なぜ?君が竹竿なの???」と仲間に聞かれた事が有りました。
実は本当の本当は・・・、以前から私が竹竿を作りたかったのです。
お陰様でこの数年間、ランディングネットの仕事が忙しいままで来られましたので、とても竿を作るまでの時間が無かったのです。
10年以上も前に買ったプレーニングフォームは巨大な文鎮に変身し・・・。カンナは・・・?(汗)
そんな状況を知る、先輩でもあるこの職人さんがお声を掛けてくれたのです。
「さあ、なんなりと我がまま言って下さいな」とのスタンス。(笑)

私なら・・・、高くない竿。それに毎回使いたくなる竿、毎週履く靴のように。宝物扱いでなく、出番が多い竿。違和感無くカーボンから持ち替えられる竿、長くて軽い竿、ラージアーバーのリールも似合う竿。それに繊細なティップと強靭なバットが欲しい、下手な僕でも遠くの標的を捕らえられる竿・・等々。

「ぶっ殺す!」と言いたげな先輩達の目ではあったが・・・。(焦)



今現在は近場の河川と遠征で殆どをこの「クラモチ・ロッド」カーボン・8ft#3を使っている。これはかなり私のお気に入りで、無くてはならない存在になっている。ロングリーダーでの近、中距離、#16前後のドライフライがとても心地良い竿。
かと言って、この竿を今回の竹竿に置き換えた訳では無い。
万人の全ての釣りをカバーする竿など有りはしない。ネットでもそれぞれの目的に合ってこそ道具。 職人こだわりの道具なのだ。


Kツラ川では50cmを超えるヒレピンのニジが掛かる。ヤマメは40cm近いのも・・・、時々、掛かる。
Kツラ川上流域は狭くて深く、流れが強い。そんな流れをジャンプやローリングとともにグングン下るのだ。こちらも半分、川に流されながら追いかける・・・(汗)(過去、全沈は数知れず)
経験を積んだヤマメやレインボー達は自分の棲む、溶岩帯で出来た川底や岩を知り尽くしている。
「年越し魚」はそんな溶岩帯に身を擦りつけながらラインブレイクを試みるのだ。しかも決まった場所で・・・。
また、Kツラ中・下流域ではとてもセレクティブなトラウトが多く、ロング・キャストも余儀無くされる。 しっかり見てくれる意地悪ヤマメに太仕掛けは通用しない・・・。

そんな事情もあり、「Kツラ川ではバットパワーと繊細な長竿は欠かせない」と感じている。あくまでも私的、感覚では有りますが。
今回の「竹竿」はそんな事情が大きく影響している事には違いありません。

私の工房には気軽に皆様が釣り場で使って頂ける様にサンプルロッドが数本ございます。(実釣以外に良し悪しは出ませんから)
もしも気になった方がおられましたら・・・、お待ちしています。


author:良竿, category:ロッド, 22:12
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倉持ロッド


先日、我が工房に倉持さんと植木さんが来た。注文していたロッドを自ら納品に来てくれたのだ。感動もしたがとても緊張した。
倉持さんの職人としてのこだわりは以前より噂で聞いていたので余計だ。
昔から優れた職人は他の職人の工房を一目見ればどの程度の仕事、思い入れが有るか、分かると言う。ドキドキだ。
我がランディングネット工房をロッド職人が見る。さて、どんな一言がくるのだろう?
「良い意味で狂気を感じるね!」「良い意味やで!」「やっとるな、って感じするわ〜!」でした。ほっとした。
その後は、3人で朝まで語り明かした。

ロッドは素晴らしかった。仕上がりのセンスとラッピングの美しさは流石としか言いようが無い。かつては僕もロッド作りをしたく、国内の美しいと言われるロッドを見たり、買ったりして勉強をしていた。参った。
ロッドはネットと違い、美しさだけで売れる物ではない。
一番肝心なのはロッド・アクションだ。ラッピングを上回るアクションだ。
そして何よりもプロの方からも認められ、僕の様な凡人にも振れる、良いと思えるアクションが良いではないか!
バットとティップの弾性を変え、バット側が少し柔らかいアクション。
2−4ラインとなっているが、僕はリオ#1ポケットウオーターで日中の西桂、マスタリー・WF#4トラウトで西桂のイブニングをやろうと思っている。
来シーズンからは桂で14年間使い続けたロッドを置き、このロッドでスタートしてみようと思っている。
author:良竿, category:ロッド, 17:25
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